聖心女子大学 メディア学習支援センター(東京都 渋谷区)

学生の自主的な学習を支援。フレキシブルな情報環境。


伝統を感じさせる重厚な石造りの校舎。研出し人造石の長い廊下。教室の趣のある木の扉を開けると、曲線形のテーブルとチェア、大型のプラズマディスプレイ、数台のプロジェクター等…使いこまれた外観とは対照的な、情報空間が広がります。ここは、聖心女子大学のメディア学習支援センターの一室。学生がさまざまなメディアを活用して課題に取り組んだり、演習を行うための機能が備えられているのです。
「大学の学習の主体は学生。自主的な学習をサポートする場を作りたかった」とセンター長の永野和男教授( 教育工学)。無線LAN完備のマルチメディア環境。全室合わせると130台あるノートパソコンは、「wivia」(ワイビア)でプロジェクターとつながり、学生が次々にプレゼンテーションをしたり、テーブルを自由に動かしグループ学習をするなど、参加型のアクティブな学習が行われています。

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少人数でのグループ学習や、課題学習に使用されるスペース。8角形のテーブルは、4人掛けで、互いに視線がぶつからず、作業が妨げられない形をと試行錯誤した。内田洋行による造作家具。

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センターは、オープンスペースではなく、使用目的やサイズの異なるA~Fの6つの教室に分かれている。一斉授業、グループワーク、自習室など学生の人数や授業内容によって使い分けられている。

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変化に柔軟に対応できるよう、すべての機器や家具、配線は可動式。曲線形のテーブルは着席位置や人数を限定せずフレキシブルに使える。堅くなりがちなパソコン室の雰囲気を和らげる役割も。

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固定的な床下配線では、将来の機器の入れ替えやレイアウト変更に対応しづらいため、配線も可動式。写真は、デスク下に設置されたネットワークのハブ(集線装置)。

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無線LAN完備。学生は「wivia」を介してそれぞれのノートパソコンから自在にデータを送り、プレゼンテーションを行う。3台のプロジェクターの画面も手元のパソコンで簡単に切替えられる。

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(左記同文)

永野 和男 センター長
聖心女子大学 メディア学習支援センター

聖心女子大学 メディア学習支援センター
学生がいつでも自由に学習できる。そんなメディア学習支援センターの構想は、2010年秋A、B教室の改修によって完成予定。AV教材等の管理をシステム化し、学籍番号による学習情報の統合を目指している。
詳しくは:http://www.u-sacred-heart.ac.jp/ ※2010年 7月取材