関西学院大学 神戸三田キャンパス(兵庫県 三田市)

空間をより自由に、多目的に。「スマートインフィル」の可能性。


関西学院大学では、大阪ウチダシステム株式会社の提案により、3つの研究室で、「スマートインフィル」が採用されました。
一つは、理工学部人間システム工学科、岡留剛教授の研究室。中心となるのは、65インチの大型モニタが置かれたミーティングスペース。大テーブルを囲んでの研究発表やディスカッションが日々行われています。その隣は、たくさんのセンサーやノートパソコンが置かれた実験用のスペース。奥には半田ごてなどの道具を使って作業ができるスペースがあります。これらが「スマートインフィル」でつながり、異なる機能でありながら一体感のある空間を形作っています。
もう一つは、総合政策学部、八木康夫教授の研究室。印象的なのは、研究室中央のミーティングコーナーを囲む、まっ白なロールスクリーン。スクリーンを上下することで、部屋の雰囲気が多彩に変化し、またオープンな作業スペース、クローズドな会議スペースと多目的に使用することができます。限られたスペースをより多目的に、そして広く使用できる好例と言えるでしょう。
最後は、総合政策学部大学院総合政策研究科の実験室。壁材を柔軟に変えられる、配線工事なしで照明器具を簡単に着脱できる、といった「スマートインフィル」の特長をフルに生かした環境実験室です。
壁や床のしつらえを変えることによって光の印象がどう変わるか、また、蛍光灯、白熱灯、LEDなど光源によってものの見え方がどう変わるか、といった実験が手軽にできないか、というアイデアから「スマートインフィル」にたどりつきました。

理工学部 人間システム工学科 岡留研究室

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会議、実験、作業、学生の個人スペースなど、いろいろな用途で使用する研究室を、壁で仕切るのではな「スマートインフィル」で仕切ることによって、圧迫感がなく、フレキシブルに使うことができる。

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席が離れていてホワイトボードが見えない学生のために、Webカメラでボード上の書き込みを写し、スクリーンに投影することで、どこからでも共有できるように。こんな利用法もあるのか、と新鮮な驚きがある。

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65インチの大型モニタが設置されたミーティングコーナー。学生によるプレゼンテーションが日々行われている。手の届くところにホワイトボードもあり、思いついたことをすぐ書き込むことができる。

総合政策学部 大学院総合政策研究科 八木研究室

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限られたスペースをなるべく広く見せる工夫としてスマートインフィルにロールスクリーンを設置し、開閉できるBox in the Box化を構成している。正面にはアイストップを兼ねたガラススクリーンを設置。

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ロールスクリーンをおろせば、外からの視線を遮り、落ち着いて会議ができるスペースに。全開にもできるが、少しだけ開けて、中の様子をかいま見せることで、人をワクワクさせる仕掛けになる。

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擦りガラスのような質感を持つスクリーンは、ホワイトボードと同様に描き込みができる。またプロジェクターのスクリーンともなり、反射が少なく鮮明な画像を映し出すことができる。適度な目隠しにもなり、空間に奥行き感を生み出す。

建築実験棟 環境実験室

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壁材や、床材、天井を簡単に取り換えられる環境実験室。空間のしつらえを変えることでどのように印象が変わるか、また、蛍光灯、白熱灯、LEDなど異なる光源によって、ものの見え方がどう変わるかなどを実験する。

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天井の材質も「スマートインフィル」の梁にひっかけることで簡単に取り換えられる。取り換え作業は学生が行うため、軽量な素材を使用。照明装置が熱を持つため、燃えない工夫をするなど、安全性にも留意。

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壁材の取り付け部分。六角レンチで簡単に取り付けができるのは「スマートインフィル」ならでは。壁材は、重厚な木目、純和風の京入洛(じゅらく)、白壁など4種類。ブラックスクリーンで、ほぼ完全な暗室もできる。

八木 康夫 教授
関西学院大学
総合政策学部教授 工学博士/一級建築士

岡留 剛 教授
関西学院大学
理工学部 人間システム工学科 岡留研究室

関西学院大学
関西学院大学は、キリスト教主義による教育を理念とし、120 年を超える歴史を持つ。現在、兵庫県西宮市と三田市、宝塚市、大阪・梅田、東京・丸の内にキャンパスがあり、三田キャンパスには、総合政策学部と理工学部がある。
詳しくは: http://www.kwansei.ac.jp/