明治大学 駿河台キャンパス メディアライブラリ(東京都 千代田区)

集中、循環、講義。限られた空間を有効活用。


多彩な学習目的にあったスペースを用意。

「パソコンなど、デジタル機器を使用して授業の予習・復習を学生に求める教員が増えてきているので、そのための環境づくりは私たちにとっては避けて通れない問題でした」と語る、明治大学 情報メディア部 メディア支援事務室 大竹貞昭事務長。別フロアにあったメディアライブラリの移設を機会に、ICT環境の整備に取り組みました。
「移設前より10㎡ほど狭くなったものの、以前と同じ最大利用人数は確保したい」というのが明治大学様の希望。そこで内田洋行は、「集中」「循環」「講義」の3つに学習の目的を整理し、空間を構築しました。間仕切りで集中、ハイスツールで特定の学生を長居させず効率良く循環させる、ロールスクリーンで講義スペースを簡易個室にできるなど、それぞれの場所に工夫がされています。赤、オレンジ、緑などカラフルに彩られた空間は、学生たちにも居心地がいいと好評です。

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「 グループ利用スペース」にはプロジェクター2台を設置。机を片付けて大勢に映像を見せたり、グループワークをしたりなど、さまざまな授業スタイルにフィットする。

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さまざまな機器をマウントすることができるSmartInfillを使って空間を構築。AV機器、照明などの入れ替え・増設などが簡単に行える。

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ワイヤレスでパソコンの情報を映すことができるディスプレイ。授業で活用するほか、学生同士での自発的学習、情報掲示板などにも使えるので便利。

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照明のスイッチ、コンセントなどもSmartInfillに自由に設置が可能。レイアウトフリーで、教室のスペースを最大限に活かすことができた。

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「集中スペース」は通常は自習に利用されている。間仕切りを取り払うことが可能なので、ビッグテーブルにしてグループワークの場にも使用することができる。

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授業でデジタルコンテンツを利用した課題を出されるのが、当たり前の時代。これらを予習・復習・関連学習するのも、メディアライブラリの機能のひとつである。

都市型キャンパスならではの苦労はありましたか?

駿河台キャンパスは約1万2000人の学生が利用しています。都市型キャンパスならではの、“スペースが限られている”という悩みがありました。学生同士が、授業の前後に自習をする場所がないのです。教室を開放していますが、固定の机では対話がしにくく、結果的に学生たちのキャンパス滞在時間が短くなっていました。
今回、このような“オープンな空間”を導入するのは初めての試みです。2013年には中野キャンパスオープンなどを控えているため、この場所はそのための試行、ノウハウの蓄積の場としても重要視しています。今回SmartInfi llで空間を構築したことにより、今後運営方法や場所の目的が変わっても、コストを抑えて空間を再構築することができるので、実験的な試みにも踏み出すことができました。

大竹 貞昭 事務長
明治大学 情報メディア部 メディア支援事務室

明治大学 駿河台キャンパス
2011 年に創立130 周年を迎えた明治大学。駿河台キャンパスは最新設備をそなえたリバティタワー、アカデミーコモンといった教室棟、中央図書館、研究棟などがあり同大学の本拠地となっている。
詳しくは: http://www.meiji.ac.jp/
(2011年10月取材)