立教女学院小学校(東京都杉並区)

“面白そう!”を散りばめて次世代を育てる

学びたい、学ばせたいを実現する本気の環境。

子供が「学びたい」、保護者が「学ばせたい」、教師が「教えたい」と思える教育環境を実現する。独自の「Well Learning(ウェル・ラーニング)」というコンセプトを掲げ、挑戦を続けているのが立教女学院小学校です。
ウェル・ラーニングの柱は3つ。ICT活用を促進する“ブルーラボ”、子供に自然や動植物に親しんでもらう“グリーンラボ”、そして世界で活躍できる人材を育てる“グローバル”。これら3つの柱で、プロジェクトが推進されています。
「学校の本気度を場で示そう」と、2014年夏、パソコン教室のリニューアルとイングリッシュラーニングルームが新たに設置されました。パソコン教室はひとり1台のモバイルPCを導入し、アクティブ・ラーニング型の教室にコンセプトから全面見直し。イングリッシュラーニングルームは、ネイティブによる英語など授業内容によってクラスを分割し、よりきめ細かい授業を展開しようと計画されたものです。どちらも子供たちから好評なだけでなく、保護者からは「こんな環境で勉強できる我が子がうらやましい」という声もあがっているそう。
子供たちを本気にさせる充実した環境で、次世代を育てる「Well Learning」が行われています。

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「イングリッシュラーニングルーム」。英語の少人数授業で使用。この教室に入ると、児童の「英語を話そう!」というスイッチが入り、普通教室で行うより活発に授業が行えるそう。

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移動が簡単なテーブル付きのチェアを導入したことで、子供たちが能動的に授業に参加できるように。仲間同士で教え合う場面も増えた。

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パソコン教室をアクティブ・ラーニング型の教室設計にしてリニューアル。児童ひとりに1台タブレットが整備され、より多彩な授業の展開が可能に。

イングリッシュラーニングルームは、レイアウトが変えられるので多目的に利用可能。委員会活動や会議などにも利用されている。

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学年の枠を超えて思い切り遊べる場所として導入されたデンマーク製の遊具。休み時間や放課後には、体を思い切り動かして遊ぶ子供たちの笑顔が見られた。(2008年設置)

Interview Q&A
Q.
環境の充実により、目指されているものは?
A.
最終的には、コミュニケーション力の向上や、クリエイティブな活動に生かして欲しいと思っています。例えばタブレットの操作を覚えることで調べ物をするだけでなく、作曲や工作など、クリエイティブなことを子供たちが自発的に始めてくれるといいなと思っています。実際、作曲アプリを使って、子供が自主的に何かを作っていることがあります。とにかく学校には楽しんで来て欲しい。そのための“仕掛け”が、場所やモノです。校庭に設けられた遊具や、ICTツールなど、子供たちが「面白そう!」「学校が楽しみ」と思ってもらえる仕掛けを、これからもたくさん作りたいと思っています。
立教女学院小学校
佐野 新生 校長(写真 左)
吉田 太郎 教頭(写真 右)
立教女学院小学校

1931年創立。キリスト教に基づく人間教育を行い、一人ひとりの個性を大切にしている。「健康で明るい子、進んで行動する子、まわりの人を大切にする子」を教育方針に掲げている。

詳しくは http://es.rikkyojogakuin.ac.jp/

(2014年12月取材)