Step3 これからの教室イメージ

ここでは、文部科学省が平成19年にまとめた
教室のICT環境の将来像について-地域・学校の特色等を活かしたICT環境活用先進事例に関する調査研究報告書-」に示された『未来の教室』について紹介します。

教育の情報化 ― これからの教室環境のイメージ ―

「教育の情報化」という言葉は、既に浸透してきたことと思います。
文部科学省発行の「教育の情報化に関する手引」によると、教育の情報化とは以下の3つから構成されます。

  • 情報教育 ~子どもたちの情報活用能力の育成~
  • 教科指導におけるICT活用 ~各教科等の目標を達成するための効果的なICT機器の活用~
  • 校務の情報化 ~教員の事務負担の軽減と子どもと向き合う時間の確保~

ここでは、先生方が主に授業で使う、普通教室の環境が今後どのようになっていくのか、「教科指導におけるICT活用」のイメージを確認しましょう。

教科指導におけるICT活用イメージ(教育の情報化に関する手引第8章より)

2010年の教室イメージ

(社)日本教育工学振興会(JAPET)では、政府の「IT新改革戦略 PDF:221KB」に掲げられた目標の具体像として教室のICT環境の将来像を紹介しています。例えば、2010年の教室は以下のようなイメージで想定されています。

  • プロジェクター等の大型提示装置、ノートパソコン、実物投影機、無線LANが基本的な構成となる
  • 地域や学校の特色等に応じて、大型ディスプレイや電子黒板の導入、ノートパソコンの代わりに、タブレットPCやPDA(携帯情報端末)等を導入することなどが考えられる 等
すぐに使えるICT環境イメージ
JAPETより
クラスPCからデジタルコンテンツに
アクセスするイメージ(JAPETより

2015年の教室イメージ

2015年の教室は以下のようなイメージで想定されています(JAPETwebページより一部抜粋)。

  • 児童生徒が一人1台のコンピュータを様々な学習場面において、活用する状況が定着している
  • 学校内は、高速な無線LANが提供され、ユビキタス環境が実現される
  • 児童生徒が必要に応じて、ネットワークに接続されたタブレットPC等の個人用学習端末を活用する
  • 個別学習やグループ学習を含む、多様な学習場面でのICT活用へとシフトし、プロジェクト型学習におけるICT活用も積極的に行われる
  • 電子ポートフォリオが導入され、児童生徒の学習履歴に基づき、個に応じたICTを活用する指導が積極的に行われる
  • e-Learningシステムと良質のコンテンツが無償や安価で提供され、教員による指導を補完したり,拡充したりする 等
多様な学習場面でICT機器を活用するイメージ(JAPETより)

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